【ソウル聯合ニュース】若者の労働力を搾取していると批判されているデザイナーの李相奉(イ・サンボン)氏が、15日までに謝罪した。 李氏のデザイン室は残業代を含め1カ月分の給与として、見習には10万ウォン(1万800円)、インターンには30万ウォン、正社員には110万ウォンしか支給していないといううわさが広まり問題視されていた。 ファッション業界によると、李氏は自身の短文投稿サイト「ツイッター」に「すべての状況は私の未熟さから始まった」と書き込み、「デザイナーとしての生き方にばかり集中し、会社経営者としての本分に忠実ではなかった」とした。 また、ファッション業界のさまざまな専門家たちと問題点を改善し、現実的な代案を立てるために努力すると強調した。 これに先立ち、世代別労組「青年ユニオン」は、ファッション労組のフェイスブックで若者の労働力を搾取しているデザイナーを選ぶ投票を実施した。その結果、李氏に111票中、最多の59票が入ったという。 これらを受け、雇用労働部は見習やインターン、アルバイトを不当に低い賃金で雇う慣行が横行しているアパレル企業などを対象に、特別勤労監督を実施すると発表した。 sjp@yna.co.kr
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