【ソウル聯合ニュース】過激派「イスラム国」を称するハッカーが米国防総省のネットワークから取り出した内部資料として公開した文書のうち、北朝鮮に関するものはインターネット上に公開されている民間資料であることが13日、分かった。韓国国防部の関係者が明らかにした。 同関係者によると、イスラム国を称するハッカーが米中央軍のツイッターアカウントを乗っ取り、同アカウントに掲載した北朝鮮の核やミサイル施設に関する地図は、国防総省の資料ではなく、米科学者協会(FAS)のサイトに公開されている資料であるという。  同関係者は「FASのサイトにある資料は民間から集めた情報に基づいて作成されたもので正確ではない」とした上で、「自称イスラム国のハッカーがFASの資料を米国防総省の秘密資料のように偽ったものとみられる」と説明した。 同ハッカーは12日(現地時間)、米国防総省のネットワークをハッキングしたと主張。米中央軍ツイッターに「米兵よ、私たちが来ている。背中に気を付けろ」との警告と共に複数の文書を掲載した。 ハッカーが公開した資料には「韓国シナリオ」というタイトルで、北朝鮮の核・ミサイル施設の現況などを含む4枚の北朝鮮の地図があった。 yugiri@yna.co.kr
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