ハン・イェスルさん=(聯合ニュース)
ハン・イェスルさん=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】海外での不動産取得をめぐる違法な外国為替取引が韓国当局に摘発された女優のハン・イェスルさんと李秀満(イ・スマン)SMエンタテインメント会長が13日、届け出漏れによるミスだとそろって釈明した。 ハンさんの所属事務所のキーイーストは同日配布した資料で、ハンさんが2011年に米ロサンゼルスの商業ビルを取得した後、法人に所有権を移転する際に当局へ届け出なかったと指摘されていることに対し、「単なる届け出漏れ」と説明した。 韓国では外国為替資本取引時に当局への届け出が法律で義務付けられている。 キーイーストは、ハンさんは本人名義でビルを取得し、関連国の機関に海外不動産取得を届け出た後、自身が株主となっている法人に現物出資方式でこのビルの所有権を移転したと説明。現物出資による株式取得時に届け出が義務付けられていることを知らず、届け出が遅れたために問題が生じたとして謝罪した。 一方で、「報道されているように海外不動産を届け出ず、違法に取得したわけではない」と強調し、金融監督院が命じる過料を忠実に納付するとした。 また、SMエンタテインメントも海外現地法人が子会社、孫会社を設立する際、担当部署が海外直接投資の変更届け出対象であるかどうかを確認できず、一部の法人の子会社などについて変更の届け出漏れが生じたと釈明した。 ハンさんと同様、海外不動産の違法取得ではなく単純なミスだとし、自社で届け出漏れを把握し、金融監督院に自主的に届け出たと説明した。 stomo@yna.co.kr
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