10日に発生した韓国・ソウル市郊外にある京畿道議政府市のマンション火災からまもない13日午前、同一生活圏内のマンションで再び火災が起こり、死傷者が出た。
10日に発生した韓国・ソウル市郊外にある京畿道議政府市のマンション火災からまもない13日午前、同一生活圏内のマンションで再び火災が起こり、死傷者が出た。
10日に発生した韓国・ソウル市郊外にある京畿道(キョンギド)議政府(イジョンブ)市のマンション火災からまもない13日午前、同一生活圏内のマンション(ヤンジュGSジャイアパート)で再び火災が起こり、死傷者が出た。

 13日午前9時58分ごろ、京畿(キョンギ)揚州市(ヨンジュシ)三勝洞GSジャイアパート7団地で火災が発生し、1人が亡くなるなど、死傷者5人を確認した。火は15階マンションの4階エレベーター横の世帯内部から5階まで燃え移ったが、20分余りで鎮火した。

 この火災で男性1人が死亡。女性1人が重傷を負い、議政府聖母病院に運ばれた。また、このマンションに居住するキム某さん(23)ら3人が煙を吸い込み、近隣の病院に移送された。

 火元となった世帯には、ファン某さん(58)と妻ソ某さん(57)に、娘(37)と息子(22)の4人が住んでいたことが確認された。消防と警察は死亡した男性は息子ではないかとみている。また、重傷を負った女性は娘であることがわかった。住民によると、息子のファンさんは自閉症で、娘が普段から面倒を見ていたという。

 楊州消防署特殊対応団キム・キルス消防署員は「玄関のドアが防火門で、かたくロックされていたため、開放するのに時間がかかった」とし、「部屋の中で男女2人を発見し、外に救助したが、男性は亡くなった」と明らかにした。火災当時、火元となった家の内部には2人だけがいた。仕事に出掛けていた父親は某高校の校長であることもわかった。

 一方、火災当時、警報が鳴り住民らは避難した。消防は「スプリンクラーの作動有無などを調査しなければならない」と説明した。

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