朴大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
朴大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は12日、政権3年目の国政運営構想を表明する年頭記者会見を開く。会見は2回目で、今回は人事刷新への言及が注目される。 昨年末に政界を揺るがした朴大統領の元側近で、「陰の実力者」とされるチョン・ユンフェ氏が国政に介入しているとの疑惑が浮上したことを受け、与党からも内閣や青瓦台の人事刷新を求める声が出ている。検察当局が内部文書は虚偽との中間捜査結果を発表しており、人事刷新に関する具体的な言及はしないという見方が多かった。しかし、金英漢(キム・ヨンハン)民政首席秘書官が金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長の国会出席指示を拒み、辞意を表明する異例の事態が起き、人事刷新を求める声がさらに強まっている。金秘書室長の責任論も浮上し、進退が注目されそうだ。 一方、今年は光復(日本による植民地支配からの解放)70年で、南北が分散されてから70年を迎え年で、南北関係の改善に向けた構想を打ち出すとみられる。経済活性化や対日関係をめぐる発言にも関心が集る。 会見には昨年と同様、首相や閣僚、青瓦台高官が同席し、朴大統領が約15分間演説を行う。昨年より5人多い15人の国内外メディアの記者から質問を受け、計2時間ほど行われる予定だ。会見はテレビで生中継される。 kimchiboxs@yna.co.kr
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