【仁川聯合ニュース】韓国・仁川で昨年開催されたアジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴され、日本帰国後に無罪を主張し正式裁判を申し立てた競泳男子の冨田尚弥選手(25)の初公判が、12日に仁川地裁で行われる。 日本のテレビ局6社と新聞・通信社7社の計13社が同地裁に取材の協力を要請するなど、日本メディアは大きな関心を寄せている。 公判が行われる法廷は傍聴席が30席ほどと大きくないため、地裁は取材陣の座席確保に頭を悩ませている。日本メディアと韓国メディアに10席ずつ割り当てる方針だという。 冨田選手の家族と日本での代理人を務める国田武二郎弁護士ら3~4人も傍聴する予定だ。 冨田選手は昨年9月25日に仁川の競泳会場で韓国メディアのカメラを盗んだとして略式起訴され、罰金100万ウォン(約11万円)を納めた。日本帰国後に記者会見して「見知らぬ人物からカメラをバッグに入れられた」と主張し、仁川地裁に正式裁判を申し立てた。 stomo@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0