【ソウル聯合ニュース】南北対話再開を求める韓国国会の決議文の受け取りを北朝鮮が拒否したことが、９日分かった。　韓国統一部当局者は同日、記者団に対し、昨年１２月に国会本会議を通過した国民の合意に基づく統一準備や南北対話再開を促す決議文を８日午後と９日午前に連絡官との通話で北朝鮮側に伝達しようとしたが、北側は「上部の指示」として決議文の受け取りを拒否したと伝えた。　同決議文は、北朝鮮の軍事行動などにより南北関係の冷え込みが続いていることに対し遺憾を表明し、北朝鮮当局が朝鮮半島の平和と安定のために対話と協力に積極的に取り組むことを求める内容。　また、北朝鮮住民に対する支援事業を協議するために、形式にこだわらずに対話を実施することを求める内容のほか、当局間の対話や国会間の会談の推進に関しても言及している。　同部は、北朝鮮側が対話や交渉を活発に行うよう主張しながら、国会で採択された決議文の受け取りを拒否したのは遺憾であるとコメントした。 yugiri@yna.co.kr
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