【東京聯合ニュース】日本のロッテグループの持ち株会社であるロッテホールディングス(HD)は9日、前日に開いた臨時株主総会で辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)氏を副会長職から解任したと発表した。 辛氏はロッテHDの会長でグループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏の長男。 昨年12月末に兼務するロッテ商事社長などグループ3社の役職を解かれたのに続き、ロッテHDの取締役も外れ、グループでの役職は全てなくなる。ロッテ商事の社長職は、8日からロッテHDの佃孝之社長が兼務している。 東主氏の突然の解任により、韓国は辛格浩氏の次男の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)氏、日本は長男の東主氏がそれぞれ担当してきた経営体制が変わる見通しだ。 財界は、東主氏が事実上、経営から退いたと受け止めている。財界の関係者は「辛格浩会長は実績主義のため、韓国ロッテに比べ日本ロッテの業績が非常に良くなかったことを踏まえて決定したのだろう」と話している。 stomo@yna.co.kr
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