国会で発言する金室長=9日、ソウル(聯合ニュース)
国会で発言する金室長=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長は9日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の元側近、チョン・ユンフェ氏が国政に介入しているとした青瓦台内部文書の流出問題に絡み、「地位には執着しない。役目が終わる日、いつでも辞めるつもりだ」との考えを示した。国会運営委員会で述べた。 金室長は内部文書に関する職員の逸脱行為について、「国民の皆さまにご心配をお掛けしたことに非常に重い責任を感じる。申し訳ない」と陳謝。文書に関しては、「虚偽だと確信し、特別な措置を取る必要がないと思った」と説明した上で、「2004年にすでにチョン・ユンフェ氏は大統領から離れ、(大統領とチョン氏が)連絡を取ったりすることはないと承知していた」と述べた。 文書にはチョン氏が青瓦台の高官らと定期的に会い、「金室長の退任説をメディアに流すべきだ」など、高官人事を議論したとの内容が盛り込まれている。 金室長は文書でチョン氏が定期的に会っていたと記されている青瓦台の秘書官ら3人に対し、確認作業を行ったかどうかについては、「会合はなかったことを確信していた」と説明。チョン氏と対立しているとされる朴大統領の実弟、朴志晩(パク・ジマン)氏については、「青瓦台近くに来たこともなく、文書全体は虚偽だと思った」と述べた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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