【ソウル聯合ニュース】国際原油価格の下落が続いていることを受け、韓国政府は9日、国内の石油製品や自動車用液化石油ガス(LPG)の価格に原油安が反映されるよう関連業界への働きかけに乗り出した。 産業通商資源部は同日、ソウル市内で石油・LPG流通協会関係者や消費者団体などが出席する会合を開き、石油製品の値下げに協力を求めた。 同部は、国際原油価格が昨年1月と比べ1バレル当たり50ドル(約6000円)以上下落したが、同じ地域内でもガソリンスタンドによって価格に開きがあるため、さらに値下げする余地があると指摘した。 ソウル市内のガソリン店頭価格の差は、1リットル当たり862ウォン(94円)に達すると集計された。 同部は今後、石油とLPG価格の動向をモニタリングしながら、国内の石油製品の価格引き下げを図っていく計画だ。 また、これとは別に市民団体などから成る「エネルギー・石油市場監視団」は、石油製品・LPGの価格比較を通じガソリンスタンド間の価格競争を促すと明らかにした。 sjp@yna.co.kr
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