【ソウル聯合ニュース】昨年、韓国の主要企業の純利益が減少した一方、米国や日本、中国、欧州連合(EU)では大きく増加したことが分かった。米情報会社トムソン・ロイターとIBK投資証券が7日、明らかにした。 両社によると、株価指数を算出するMSCIの主要株式指数に組み入れられた企業を基準とした、昨年の韓国企業の純利益は前年比2.2%減少した。 一方、円安を背景に日本企業は昨年の純利益が同41.3%増加。米国企業は13.2%、中国企業は13.0%それぞれ増加した。デフレと金融不安に苦しめられたEU企業も17.7%も増加した。 日本を除くアジア諸国の企業の純利益は7.3%増加しており、韓国を除きすべて増加したことになる。 企業の売り上げも同様の動きを見せた。 昨年の韓国企業の売り上げ増加率は2.5%だった。一方、日本企業は11.5%、中国企業は7.5%それぞれ増加。日本を除いたアジア諸国の企業は7.4%、米国企業は5.8%売り上げが増えた。EU企業は0.9%減少した。 IBK投資証券は「昨年得た教訓は、株価は実績に従うという事実」と指摘。その上で「このような観点から、1月の証券市場も楽観的な展望を持ちにくい」と予想した。 yugiri@yna.co.kr
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