ソウル西部地検は航空保安法違反などの容疑でチョ・ヒョンア前副社長を7日、起訴する予定だと6日、明らかにした。
またヨ某(58)大韓航空客室乗務担当常務とキム某(55)国土交通部調査官もチョ・ヒョンア前副社長と共に裁判に引き渡される。
検察によると、チョ・ヒョンア前副社長は昨年12月5日(現地時刻)ニューヨーク発仁川(インチョン)行きの大韓航空旅客機にてサービスに問題があり、乗務員と事務長に暴言・暴力をふるい、離陸のために滑走路に向かっていた飛行機を引き返させた後、チーフパーサー(事務長)を機体から降ろした疑い(航空法安法違反、業務妨害、強要など)がもたれている。
ヨ常務はチョ・ヒョンア前副社長により飛行機から追い出されたパク・チャンジンチーフパーサーが国土交通部調査を受けた際、一緒に同席していた人物に、職員への最初の報告メールの削除を指示し、嘘の陳述を強要した疑い(証拠隠滅・強要)などがもたれている。
また、キム調査官はヨ常務と30回以上通話をして10回ほどメールをやり取りしており、調査内容や進行状況などを随時、流した疑い(公務上の秘密漏えい)だ。
検察は7日午後3時、チョ・ヒョンア前副社長など「ナッツ・リターン」事件について中間調査結果を発表する予定だ。
一方、チョ・ヒョンア前副社長に対する拘束期間(8日満了)延長なく起訴を推進することにしたことについては、検察がチョ・ヒョンア前副社長の容疑立証にある程度自信を持っていると解釈される。
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