”ナッツ・リターン”事件で大韓航空前副社長の指示で機内から降ろされたチーフパーサー(事務長)が今月末まで休職を延長し、引き続き治療が必要との診断書を提出した。(画像は趙顕娥前副社長)
”ナッツ・リターン”事件で大韓航空前副社長の指示で機内から降ろされたチーフパーサー(事務長)が今月末まで休職を延長し、引き続き治療が必要との診断書を提出した。(画像は趙顕娥前副社長)
去る4日、大韓航空側は”ナッツ・リターン”事件で趙顕娥(チョ・ヒョンア)大韓航空前副社長の指示で機内から降ろされたパク・チャンジンチーフパーサー(事務長)が今月末まで休職を延長し、引き続き治療が必要との診断書を提出したことを明かした。

 パクチーフパーサーは、ナッツ・リターン事件が報道された先月8日から同月末まで休職願いを出していた。当初の予定では1月5日より飛行業務へ再投入される見通しだったが、ストレスによるパニック障害など、精神不安定の状態が続いているという。そのため、休職期間延長を申請したとされる。

 一方、昨年12月5日(現地時間)、大韓航空前副社長が乗務員がナッツを袋のまま提供したことに腹を立て、チーフパーサーを航空機から降ろすため、ランプリターンを指示。これにより、航空機の到着時間が予定より11分間遅れ、乗客250人が被害に遭った。同事件は韓国国内のみならず、海外メディアでも”ナッツ・リターン事件”として大きく取り上げられた。

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