蓮池薫氏翻訳本の原作小説家、ネットユーザー7名を告訴

蓮池薫氏の翻訳により日本でも注目を集め、また俳優コン・ユ主演で映画化もされて話題となった小説「トガニ 幼き瞳の告発」や、俳優カン・ドンウォン主演で同じく映画化された小説「私たちの幸せな時間」などの作者である韓国の小説家、孔枝泳（コン・ジヨン）氏は、29日自身のTwitterで「ネットユーザー7名を告訴しました」というコメントとともに関連記事のリンクを掲載した。

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　コン氏側の法定代理人は情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律上の名誉毀損、刑法上侮辱の容疑でソウル在住のネットユーザーら7名に対する告訴状をソウル中央地検に送った。

　コン氏が告訴した7名は、2012年12月から2014年11月にあるマスコミのHPブログをはじめ、FacebookやTwitterなどのSNSに悪口やコン氏の家族を卑下する人身攻撃性のある文章を掲載したとされている。コン氏側は掲載した内容に性的羞恥心を起こすような表現が赤裸々に綴られていることを確認している。

　コン氏の代理人は「性的侮辱感を与える文章で、コン氏だけでなく家族の苦痛が大きいことを考え、告訴に踏み切った」と説明した。

　続けて「今後、名誉毀損や侮辱の程度がひどい文章を作成し、オンラインなどに掲載した人を捜し出して追加告訴する予定だ」と述べた。

　コン氏がネットユーザー7名を告訴したことに対し、一般のネットユーザーは「よくやった」、「どんなに苦しかっただろうか」、「オンライン上でひどい言葉を使うのはやめよう」といった反応を見せている。