出国する旅行者でにぎわう仁川国際空港=(聯合ニュース)
出国する旅行者でにぎわう仁川国際空港=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社がまとめた旅行動向によると、今年1~11月に日本を訪れた韓国人旅行者数は248万4300人で前年通年の245万6165人を超え、2007年以来の高水準となった。円安により、買い物や宿泊費用に割安感が出たことが後押しした。 11月の訪日韓国人旅行者数は前年同月に比べ39.8%増加し23万9000人だった。 日本への観光客が大きく増えたのはウォンの対円相場が100円=1000ウォン台を割った8月から。7月までは前年と同水準だったが、8月に16.7%増、9月に32.3%増、10月に57.7%増を記録した。 年間訪日旅行者数はリーマンショック前の2007年に過去最多の260万人を記録した。当時のウォンの対円相場は100円=789ウォンだった。翌2008年のレートは年平均100円=1070ウォンとなり、訪日旅行者数は238万に減少した。 観光公社の関係者は「アベノミクスの影響などで円安が続くなか、距離的に近い日本への買い物旅行の需要も大きく増えると予想されるので、日本を訪れる韓国人は引き続き増加する」との見通しを示した。 namsh@yna.co.kr
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