【ソウル聯合ニュース】ソウル近郊の市場で販売されていたニワトリからH5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された。首都圏地域での感染確認は9月以来となる。 韓国農林畜産食品部は28日、京畿道城南市の牡丹市場で販売されていたニワトリから22日に採取した試料を分析した結果、H5N8型の高病原性ウイルスを確認したと発表した。 検疫当局は市場内の家禽類3200羽を殺処分し、ニワトリ販売店11カ所を閉鎖。感染したニワトリを飼育した農場を特定し、消毒と移動制限措置を取った。また、感染ルートなどの疫学調査を行っている。 しかし、市場は人の往来が多いため、すでに他の地域に広がった可能性や、感染されたニワトリが消費者に販売された可能性などを排除できない。当局は「確認まで時間がかかった」と説明しているが、後手の対応に非難が起こりそうだ。 csi@yna.co.kr
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