北朝鮮内閣機関誌「民主朝鮮」はこの日、「特大謀略劇を繰り広げようとする南朝鮮(韓国)傀儡を断罪」というタイトルの論評で「真相が明らかになっていないこの事件を、共和国(北朝鮮)と関連づけようとすることは、天安艦沈没事件の時のような謀略騒動だ」と主張した。
さらに「インターネットで公開された原発図面はアメリカが作ったものだという。事件の背後を暴けば、アメリカの黒い魔の手が現れるだろう」とハッキングの背後をアメリカだとしている。
最近、騒動になっている米映画「The Interview」の制作会社であるソニー・ピクチャーズに対するハッキングも北朝鮮によるものだというアメリカ側の主張についても否定した。
論評は「映画制作会社(ソニー)に対するサイバー攻撃を『北朝鮮の仕業』だとしながら、アメリカは我々が共同調査を提案したら慌てて拒否した。これにより、アメリカの謀略的な正体が世に知らしめられたのだ」と主張した。
続けて「しかし傀儡たちはアメリカと密かに通じ、謀略騒動の度数を高めている。統治の危機を同族対決の策動強化により収集しようとしているのだ」と非難した。
15日から5回にわたり、インターネットブログやTwitterなどに韓国水力原子力の原発図面などの資料が公開され、波紋を呼んだ。
韓国の政府合同捜査団は、犯人が使用したIPの接続記録が中国の瀋陽に集中している点などから北朝鮮がハッキングの背後にいる可能性も排除できないとしている。
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