朝鮮新報は北朝鮮の「ことしの8大ニュース」を発表し、仁川(インチョン)アジア大会参加などを含む全ての部分で「飛躍の嵐」を起こしたと報じた。(提供:news1)
朝鮮新報は北朝鮮の「ことしの8大ニュース」を発表し、仁川(インチョン)アジア大会参加などを含む全ての部分で「飛躍の嵐」を起こしたと報じた。(提供:news1)
機関誌「朝鮮新報」が26日、北朝鮮の「ことしの8大ニュース」を発表した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

 朝鮮新報は「振り返る朝鮮の2014年」というタイトルの記事で、北朝鮮の仁川(インチョン)アジア大会参加などを含む全ての部分で「飛躍の嵐」を起こしたと報じた。

 まずことし2月に開かれた全国農業部門組長大会と、第8回労働党思想党員大会などに言及し「分組長らの役割が強調され、思想事業で新たな転換が起こった」と伝えた。

 続けて金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の執権後、初めて開催された3月の最高人民会議代議員選挙をあげた。

 また9月に参加した仁川アジア大会もことしのニュースに取り上げ「北朝鮮選手団が高い技術技量を発揮し、金メダル11個、銀メダル11個、銅メダル14個を獲得する大きな成果をあげた」としている。

 さらに11月、ユネスコで「朝鮮民主主義人民共和国のアリラン民謡」を無形文化遺産に登録されたことについて「朝鮮の無形文化遺産が人類の無形文化遺産に登録されるのは今回が初めてだ」と伝えた。

 国際社会を通じて提起された北朝鮮の人権問題にも触れている。

 朝鮮新報は北朝鮮の人権問題提起について「断固糾弾する声が高まっている」と国際社会の心配よりは、北朝鮮当局が発表した国防委員会の声明だけに言及している。

 また「朝鮮速度創造ブーム」、「科学技術重視政策の具現」など金第1書記の執権後、強調している政策が具現化されていることも8大ニュースに含めた。

 しかし2月の高位級会談や離散家族再会、アジア大会時の仁川での南北高位級会談など南北関係については全く触れていなかった。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0