ガス漏れで3名の死者を出した韓国・新古里原発3号機補助建物の地下2階の事故現場について、国立科学捜査研究所が警察、消防署、韓国ガス安全公社など関連機関と27日午後2時から合同現場鑑識を行う。(提供:news1)
ガス漏れで3名の死者を出した韓国・新古里原発3号機補助建物の地下2階の事故現場について、国立科学捜査研究所が警察、消防署、韓国ガス安全公社など関連機関と27日午後2時から合同現場鑑識を行う。(提供:news1)
ガス窒息で3名の死者を出した韓国・新古里(シンコリ)原発3号機補助建物の地下2階の事故現場について、国立科学捜査研究所が警察、消防署、韓国ガス安全公社など関連機関とともに27日午後2時から合同現場鑑識を行う。

 窒素ガス漏れにより新規ケーブル貫通部地点にいた作業員3名が窒息により死亡したことに関して、窒素ガスが漏れた経路と原因を把握するために合同で現場点検をすることになった。

蔚山市の温山(オンサン)消防署関係者は「現場点検を通じて原因を調査し、2次事故を未然に防ぐなど安全に対する全般的な点検をするつもりだ」と明らかにした。

 雇用労働部蔚山支庁は、新古里原発3・4号機に対する全面作業中止命令を下した。

 事故が起きた補助建物はもちろん、全工程に対して緊急安全診断をするようにした。

 緊急安全診断命令が下されると、雇用労働部が許可した安全専門機関に依頼し、安全診断を受けなければならない。

 新古里原発3号機は、韓国の南東部、日本海に面した蔚山(ウルサン)市に建設中で、来年6月に竣工する計画。

 3号機はJS電線のケーブル試験成績が偽造され、性能試験で不合格と判定されたため、竣工が1年ほど遅れていた。

 26日午後5時18分ごろ、新古里原発3号機補助建物の地下作業現場で窒素ガス漏れにより作業員3名が死亡する事故が発生した。

 古里原発側は「核燃料が装填されていないため、原発の安全はもちろん、原発サイバー攻撃とも無関係である。2015年稼働予定にあたり、放射能漏れに関連しない」と明らかにした。


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