元チームメイトが日本・SBへ移籍、パク・ソクミン「今朝、報告と感謝のメールが来た」

パク・ソクミン（29、サムスン・ライオンズ）は26日午前、一通のメールを受け取った。オフシーズン中のため、朝寝坊をしていた彼は眠い目をこすりながら、メッセージを確認した。発信者はリック・バンデンハーク（29）。

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　今シーズン、平均防御率及び奪三振部門で1位となり、サムスン・ライオンズの4連勝に貢献したリック・バンデンハークは、福岡ソフトバンクホークスや読売ジャイアンツ、東北楽天ゴールデンイーグルスなど日本の球団からオファーを受け、この日、ソフトバンクと2年間で総額4億円（球団発表金額）で契約した。

　リック・バンデンハークは知人の力を借り、韓国語で長文のメッセージを送った。彼は「きょう、ソフトバンクと契約することになった。サムスンで共に過ごした時間を懐かしく思う」とし、「共に素晴らしい時間を送り、良い思い出を作ることができた。本当にありがとう」と伝えた。続けて、「来シーズンも幸運を祈る。サムスンはこれからも優勝し続けることができるだろう」と綴られていたという。

　パク・ソンミンとリック・バンデンハークは1985年生まれの同い年だ。彼らの友情は言葉の壁を超えていた。パク・ソンミンはリック・バンデンハークが韓国の舞台で生活する上で、つらい思いをしないよう支えた。

　パク・ソンミンは、リック・バンデンハークとこれ以上一緒にプレーできないことは残念だが、日本の舞台でも最高の活躍を見せてくれることを望んでいる。パク・ソンミンは「仕方がないことだ。より良い条件で行くのだから、うまく活躍できることを願うだけ」とし、「ソフトバンクにはイ・デホ（李大浩）さんもいるから、リック・バンデンハークが馴染むのに力になってくれるはずだ」と述べた。