【世宗聯合ニュース】韓国の公共機関の新卒採用は来年も拡大する見通しだが、このうち高校新卒者の採用は2年連続で減少する。 企画財政部は26日までに、302の公共機関が来年採用する新卒者を1万7187人と集計した。今年に比べ2.9%増加する。 公共機関の新卒採用は2012年に1万人を超え、2013年が1万5372人、2014年が1万6701人と年々増加している。来年、新卒採用予定が多い機関は、原発を運営する韓国水力原子力(1276人)、韓国電力(1000人)、慶尚大病院(935人)、釜山大病院(928人)、ソウル大病院(792人)、国民健康保険公団(639人)など。 一方、高卒者の採用は134機関で計1722人を計画する。これは全体の新卒採用の10%程度にとどまり、前年に比べて10.9%減る。今年も8.5%減少しており、2年連続のマイナスとなる。 公共機関の高卒者採用は2011年の684人から翌年は2042人に急増。2013年も2122人に増加した。前政権が「開かれた雇用」を掲げ、公共機関の新卒採用に占める高卒者の割合を徐々に拡大し2016年には40%にすると表明したため。 しかし現政権が発足すると、雇用政策の焦点は時間選択性雇用へと移った。高卒者採用の目標がうやむやにされたとの指摘が出ている。 mgk1202@yna.co.kr
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