【ソウル聯合ニュース】韓国の原発を運営する韓国水力原子力(韓水原)からハッキングと推定される方法で原発の図面などの文書が流出した事件で、政府の合同捜査団は24日、犯人とみられる人物が中国のIPアドレス(ネット上の住所に相当)を使ったことを確認したと明らかにした。合同捜査団は該当のIPアドレスを特定するため、中国当局に捜査協力を要請する方針だ。 合同捜査団はデータを暗号化する仮想専用回線(VPN)の運営業者3社から接続資料を入手して分析した。3社は犯人と推定される人物が原発の図面などを自ら開設したインターネットのブログに掲載した際、IPアドレスを割り当てた業者。VPNサービスを使うと、書き込んだ際に使用したIPアドレスを確認しても所在地はすぐに特定できない。 同人物は23日、原発の図面などを短文投稿サイト「ツイッター」で公開した。原発関連文書が公開されるのは5回目。ツイッターは米国にサーバーを置くため、合同捜査団は米連邦捜査局(FBI)に捜査協力を要請している。 kimchiboxs@yna.co.kr
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