阪神の守護神オ・スンファン(写真)が若い投手たちの憧れになっている。(提供:OSEN)
阪神の守護神オ・スンファン(写真)が若い投手たちの憧れになっている。(提供:OSEN)
阪神の守護神オ・スンファン(呉昇桓)が若い投手たちの憧れになっている。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

 阪神は21日、大阪市内のホテルでファンクラブイベント「クリスマスプレミアムパーティー」を開催した。イベントに参加した若い右腕投手の松田遼馬は、オ・スンファンの連投能力を目標にしていると明かし、シーズン50試合出場に強い意欲を見せた。オ・スンファンが若い後輩たちの道しるべになっている。

 ことし、阪神の中継ぎ陣は福原忍(38)、安藤優也(37)、加藤康介(36)などベテランが中心だった。よって来年は、若くて力のある新しい“顔”が絶対的に必要となる。現在の段階では、松田遼馬(20)が強力な候補に挙がっている。松田の来シーズンの目標は50試合登板。松田がオ・スンファンを目標にした理由はそこにある。

 今シーズン、1軍でオ・スンファンを見てきた松田は「2連投、3連投をすればランニングの量まで調節するなど自分なりのルーチンを持っていると感じた」と述べた。自分の体の状態を考えながら最善の調整をするというのだ。このオ・スンファン式練習法を会得して、フルタイムに挑戦するという意志を見せたのだ。

 松田は昨年の右肩に続き、ことしは右ひじ負傷により今シーズンは6試合登板に終わった。あるメディアに松田は「自分なりの練習法を見つけたいと思っているが、オ・スンファンが素晴らしい道しるべになりそうだ」と語っていた。

 さらに「オ・スンファンを見ながら学び、自分なりのルーチンを作っていく。先輩の練習を見るためにも1軍にいなければならない」と強い意志を見せた。

 オ・スンファンは日本デビューシーズンにもかかわらず、39Sをあげてセ・リーグのセーブ王にも輝いた。シーズン終盤の連投でチームを2位上昇に貢献し、CSでは全6試合に登板し、チームを日本シリーズに導いた。こうした結果を伴う連投能力が後輩たちにお手本となっているようだ。


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