“ナッツ・リターン騒動”について韓国検察は、チョ・ヒョンア元大韓航空副社長(写真)が、ヨ常務から証拠隠滅に関する報告を受けた様子などを証拠隠滅教唆及び証拠隠滅容疑で捜査を行なっている。(提供:news1)
“ナッツ・リターン騒動”について韓国検察は、チョ・ヒョンア元大韓航空副社長(写真)が、ヨ常務から証拠隠滅に関する報告を受けた様子などを証拠隠滅教唆及び証拠隠滅容疑で捜査を行なっている。(提供:news1)
“ナッツ・リターン騒動”について捜査中の韓国検察は、趙顕娥(チョ・ヒョンア)元大韓航空副社長(40)が、ヨ客室担当常務(57)から証拠隠滅に関する状況をモバイルメッセンジャーや携帯メールなどを通じて報告を受けた様子などを証拠隠滅教唆及び証拠隠滅容疑で捜査を行なっている。

 ソウル西部地検は、ヨ常務がチョ元副社長に証拠隠滅に関する状況を報告したのか確認するために押収した携帯電話から削除された、コミュニケーションアプリ「カカオトーク」でのメッセージや携帯メールなどを復旧させて分析したと、22日に明らかにした。

 ヨ常務はパク・チャンジン事務長ら乗務員に対する懐柔、国土交通部の調査に備えた措置などをチョ元副社長に報告したと伝えられている。

 チョ元副社長はヨ常務のこのような行為の報告を受けて黙認した場合、証拠隠滅教唆罪に該当するという。

 検察関係者は「携帯電話を押収して分析した事実がある。具体的な内容に関しては捜査中なので明らかにするのは難しい」と述べた。

 またソウル西部地検は、市民団体「経済正義実践連合」がチョ元副社長の私的なファーストクラス無償利用の可能性と関連して、業務上横領・背任容疑による捜査依頼をした事件についても捜査に着手している。



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