【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は22日、ニュージーランドの首都・ウェリントンで同部の崔京林(チェ・ギョンリム)通商次官補と同国外務貿易省のウォーカー次官補が、先月妥結した両国の自由貿易協定(FTA)に仮署名したと明らかにした。 両国は来年上半期中に正式署名を行うことで合意。正式署名後、国会での批准を経て発効する予定だ。 朴槿恵(パク・クネ)大統領は先月15日、20カ国・地域(G20)首脳会合出席のためオーストラリアを訪問した際、ニュージーランドのキー首相と記者会見を開き、両国FTA交渉の妥結を宣言した。 昨年基準の両国の交易額は28億8000万ドル(3439億円)にすぎないが、ニュージーランドは1人当たりの国民所得が4万ドル以上と高い購買力を持つ中堅の先進国だ。工業製品の多くは輸入に頼っており、韓国製品の輸出拡大につながる可能性が高い。 ニュージーランドは輸入額ベースで関税の92.0%を即時撤廃し、7年以内に完全撤廃する。 主要品目別ではタイヤ(関税5.0~12.5%)、洗濯機(同5.0%)は即時撤廃され、冷蔵庫(同5.0%)、建設重装備(同5.0%)、自動車部品(同5.0%)などは3年以内に撤廃される。 韓国は輸入額ベースで48.3%の関税を即時撤廃し、96.5%については20年以内に撤廃する計画だ。コメ、ハチミツ、リンゴ、ニンニク、トウガラシは除外となった。 sjp@yna.co.kr
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