会見するホンダ氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
会見するホンダ氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】来韓中の米日系下院議員のマイク・ホンダ氏(民主党)は18日、旧日本軍慰安婦問題について、元慰安婦が全員亡くなるまで待つ戦略を使うことは受け入れられないとした上で、「米国務省と政府が日本の首相や指導部と持続的に疎通し、前進するよう促すことを期待している」と述べた。ソウルの韓国外交部庁舎で記者団に語った。 外交部の議会人事交流事業の一環として来韓したホンダ氏は、米議会で慰安婦問題について最も積極的な発言を行ってきた。2007年にはホンダ氏の主導で日本政府に慰安婦問題について公式謝罪を求める決議が下院を通過した。 ホンダ氏は、今年6月に自身を含め下院議員18人の連名で日本政府に対し、河野洋平官房長官談話検証を批判する内容の書簡を送ったことに触れながら、慰安婦動員の強制性を疑問視することは「ナンセンスだ」と述べた。その上で「強制があった。これが少女と女性らが性奴隷として連行された原因の大きな一部分だ」と強調した。 韓日間の歴史問題に対する「疲労」があるのではないかとの質問には「疲労は理解するが、何かに対し信念を持っているのであればこれを粘り強く守るべきだ」との考えを示した。元慰安婦にとって時間は過ぎるばかりで、慰安婦問題をできるだけ早く解決しなければならないとした上で「私の立場から見るかぎり、これは疲労ではなく忍耐不足だ」と指摘した。 hjc@yna.co.kr
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0