【ソウル聯合ニュース】大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が、自社機内で乗務員のナッツの出し方に激怒し、機内サービスの責任者を降ろして離陸を遅らせた問題で、捜査を担当するソウル西部地検が同社の役職員が問題を組織的に縮小、隠蔽(いんぺい)しようとした疑惑について集中的に調べていることが18日、分かった。 検察によると、同地検は趙氏ら同社役職員の通信記録を押収するため17日に家宅捜索令状を取った。捜査初期に通信記録を押収しているが、今回は問題発生直後の6日から最近までの記録を押収するために令状を取った。 趙氏は17日午後から12時間にわたり同地検で事情聴取を受けた。機内サービスの責任者だったパク・チャンジン氏に対し会社側がうその供述をするよう要求したとの報告を受けた疑いなどを持たれているが、一部を否定したという。 パク氏は17日にKBSとのインタビューで、大韓航空が問題発生後に社員らに対し最初の報告内容を削除するよう指示したほか、国土交通部の調査の全過程に介入したと暴露した。 hjc@yna.co.kr
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