韓国政府当局者「金第１書記の偶像化強化進む」

【ソウル聯合ニュース】韓国政府当局者は１８日、金正日（キム・ジョンイル）総書記の死去から３年が経った北朝鮮で、今後、金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の偶像化が強化されるとの見方を示した。　同当局者は記者団に対し、１７日に北朝鮮で行われた金総書記の追悼行事で「金正恩白頭山強国」「偉大な金正恩」などの表現が登場したことについて、「今後、金第１書記の偶像化が強化されるだろう」と予想した。　黄炳誓（ファン・ビョンソ）朝鮮人民軍総政治局長は、同日の中央追悼大会の決議演説で「偉大な金正恩同志を首班とする」「統一され富強繁栄する金正恩白頭山強国」などの表現を使った。　同当局者はまた、金第１書記の妹の与正（ヨジョン）氏の姿が追悼式で確認できなかったことについて、壇上に座っていなかっただけで会場内にいた可能性はあるとした。　 sjp@yna.co.kr