韓国の卸売物価　４カ月連続下落＝原油安で

【ソウル連合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が１７日発表した１１月の卸売物価指数（２０１０年を１００とする）は前年同月比０．９%下落した１０４．１４で、２０１０年１２月（１０２．７１）以来の低水準となった。　卸売物価が４カ月連続で下落したのは、７月から続く国際原油価格下落のため。農林水産品は上がった。　品目別にみると、工業製品が前月比０．６%下落、電力・ガス・水道料金が前月比０．１%下落した。工業製品は石油化学製品やおよび１次金属製品を中心に下落した。エネルギーは前月比１．５%下落、ＩＴは０．７%下落した。　一方、農林水産品は野菜、果物、畜産物などが上がり、前月比２．２%上昇した。食料品は前月比１．２%、生鮮食品は前月比４．０%上がった。サービスは変化がなかった。 yugiri@yna.co.kr