写真は韓国の「大統領府文書流出」事件で容疑をかけられていたチェ警察官が13日に自ら命を絶ったとされる車。ともに容疑がかけられているハン警察官の意見が波紋を呼んでいる。(提供:news1)
写真は韓国の「大統領府文書流出」事件で容疑をかけられていたチェ警察官が13日に自ら命を絶ったとされる車。ともに容疑がかけられているハン警察官の意見が波紋を呼んでいる。(提供:news1)
韓国の「大統領府文書流出」事件で容疑をかけられていたチェ警察官が13日に自ら命を絶ったが、ともに容疑がかけられているハン警察官の意見が波紋を呼んでいる。

 公開されているチェ警察官の遺書には「大統領府の民政秘書官室から君にそんな提案があったら、意志が揺らぐのは、私でも同じだろう。今、私がこのような選択をすることになったのは、君と私の問題ではなく、我が会社(警察)の問題だ」と記されていた。これに対し大統領府はこのような接触事実はないと否認し続けている。

 しかしハン警察官は15日に受けたインタビューで「8日、大統領府の民政秘書官室関係者から電話がきて、会おうというので二人で会ったことがある」と明らかにした。

 ハン警察官と民政秘書官室関係者はソウル市内のカフェで会い、1時間ほど話をした。民政秘書官室関係者はハン警察官に「自白すれば起訴しない」と言ったという。

 ハン警察官はそれに対して明確な答えを出さなかった。ただこの話を故チェ警察官に伝えた。

 ハン警察官は提案を断ると、翌日、検察庁に緊急逮捕され、拘束令状が請求された。

 裁判所は12日、ハン警察官と故チェ警察官の拘束令状請求を棄却した。

 ソウル中央地裁は「12日までで犯罪容疑の釈明程度などに照らし合わせた時、現段階で拘束自由の必要性を認めるには難しかった」と明らかにした。


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