国土交通部=(聯合ニュース)
国土交通部=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が自社航空機の乗務員のサービスに激怒し、機内サービスの責任者である事務長を降ろして離陸を遅らせた問題で、韓国国土交通部は15日、事務長から再度事情を聴く計画だったが、延期となった。 国土交通部が前日、事務長のパク・チャンジン氏に聴取に応じるよう通知したところ、パク氏は応じるのは難しいとの姿勢を示した。同部関係者は、パク氏と連絡を取り日程を調整するとした。 パク氏は検察の調べとメディアのインタビューに対し、趙氏に罵倒され暴行も受けたと話していた。また、「事務長がマニュアルを熟知していなかったために趙氏が怒ったが、罵倒したことはなく、自ら航空機を降りた」という、うその供述を会社側から迫られたと主張した。 しかし、パク氏は前回の国土交通部の調べで、暴行などについて言及しなかった。同部の調査責任者には大韓航空の元役員が含まれているほか、調査当時、大韓航空の役員が同席したとされる。このため、同部が大韓航空を見逃すためおろそかな調査しか行わなかったのではないのかという指摘も出ている。 国土交通部はあらためてパク氏から、趙氏の暴言、暴行があったかどうかや航空機から降りた経緯、また、会社側からうその供述を強要されたかなどを聴く予定だった。 mgk1202@yna.co.kr
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