韓進(ハンジン)グループの会長であり、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック組織委員会のチョ・ヤンホ委員長が、12日に予定していた分散開催に関する記者歓談会を急きょキャンセルした。(提供:news1)
韓進(ハンジン)グループの会長であり、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック組織委員会のチョ・ヤンホ委員長が、12日に予定していた分散開催に関する記者歓談会を急きょキャンセルした。(提供:news1)
韓進(ハンジン)グループの会長であり、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック組織委員会のチョ・ヤンホ委員長が、12日に予定していた分散開催に関する記者歓談会を急きょキャンセルした。

 平昌冬季オリンピック組織委員会は11日午後「明日予定されていたチョ・ヤンホ委員長の記者歓談会は急用のため延期する」と明らかにした。

 当初、チョ委員長は12日午前、ソウル・プレジデントホテルで記者歓談会を開き、国際オリンピック委員会(IOC)第127回臨時総会を通過した「五輪アジェンダ2020」の主な内容と、平昌冬季オリンピックの分散開催論に関する組織委員会の公式立場を明らかにする予定だった。

 IOCのトーマス・バッハ会長は7日、IOC執行委員会後に開かれた記者会見で「アジェンダ2020が確定すれば、費用を削減するため冬・夏季オリンピックを行う韓国と日本が一部の種目に限り、分散開催することが可能だ」と言及し、話題になっている。

 平昌冬季オリンピック組織委員会はこれに対し「日本との分散開催は情緒上、また様々な面で難しいだろう」と難色を示した。

 一説では、チョ委員長が記者歓談会をキャンセルした理由は、現在世間を騒がせている娘のチョ・ヒョンア大韓航空元副社長の「ナッツ・リターン」事件について質問が及ぶのを避けるためではないかと見ている。

 韓国検察は「ナッツ・リターン」事件について11日午後から、ソウル・大韓航空本社や仁川(インチョン)空港大韓航空事務所などを押収捜索した。

 チョ委員長は12日、記者歓談会の代わりに報道資料を通じて公式立場を伝える予定。


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