ラオスのトンシン首相(左)と握手を交わす朴槿恵大統領=11日、釜山(聯合ニュース)
ラオスのトンシン首相(左)と握手を交わす朴槿恵大統領=11日、釜山(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は11日、釜山市内のホテルでラオスのトンシン首相と会談し、「ラオスは指導者の賢明な判断で経済開放と市場経済原理を軸とする新経済制度を導入し経済発展に成功したが、北は(経済建設と核開発の)並進路線にこだわり、国際社会からの孤立を自ら招いている」と述べた。 トンシン首相は韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国による特別首脳会議に出席するため韓国を訪問した。 朴大統領は会談で、特別首脳会議で北朝鮮の挑発中止と非核化を促す明白で一貫したメッセージが表明されるよう、ラオスの協力を呼び掛けた。 これに対し、トンシン首相は朝鮮半島統一に対する支持を再確認し、「北朝鮮の核問題は地域や世界の平和安定にとって重要な問題のため、ラオスにできる役割を果たしたい」と応じた。 一方、朴大統領は▼駐ラオス韓国武官部の設置など国防交流活性化▼ラオスへの政府開発援助(ODA)拡大――などを表明した。また、韓国で1970年代に推進された農村改革運動「セマウル運動」をラオスの事情に合わせて推進し、ラオスの農村開発を支援する意向を示した。ラオスではセマウル運動の試験事業が進められている。  kimchiboxs@yna.co.kr
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