【ソウル聯合ニュース】1969年に起こった大韓航空機ハイジャック事件から45年を迎えた11日、同事件の拉致被害者家族会が記者会見し、被害者の送還に努めるよう韓国政府に求めた。 大韓航空機ハイジャック事件は69年12月11日に発生。江原道・江陵発、ソウル・金浦行きの大韓航空機が北朝鮮の工作員によりハイジャックされた。乗客乗員50人のうち39人は北朝鮮から韓国に戻ったが、11人は戻っておらず、生死も確認されていない。 家族会の黄仁哲(ファン・インチョル)代表は「政府が拉致された家族の送還を北に強く求めないのは、国際条約に反する行為」だと主張。「航空機の不法な奪取の防止に関する条約」を韓国と北朝鮮がともに批准しているだけに、政府は北朝鮮に条約の履行を迫るべきだと訴えた。 stomo@yna.co.kr
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