【ソウル聯合ニュース】大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長が米国で自社機に搭乗した際、乗務員のサービスを問題視し、責任者を降ろして離陸を遅らせた問題で、韓国の検察は11日、同社の本社や仁川国際空港事務所などの家宅捜索を行った。 検察は証拠が改ざんされることなどを念頭に家宅捜索を実施。この日、押収した関連資料のほかに、運航記録やブラックボックスも確保する計画だ。資料を分析した後、趙氏を出頭させるかどうか決める方針だ。 検察は韓国市民団体「参与連帯」の告発を受け今回の騒動の捜査に着手した。参与連帯は10日、趙副社長が機内で口にするのもはばかられるような罵詈(ばり)雑言を乗務員らに浴びせたと主張。航空法違反や威力業務妨害、強要などの疑いで趙氏を刑事告発した。 hjc@yna.co.kr
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0