【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、政府ソウル庁舎で開かれた世界人権デーの記念式典にメッセージを送り、北朝鮮の人権状況について、「尊重されるべき人間の尊厳性と命の価値がないがしろにされており、心が痛む」と述べた。その上で、「北の住民の人権状況は言葉で表現できないほど劣悪だ」と指摘した。 また、韓国はこの60年間、自由民主主義を守り、人権の価値を実現するため努力してきたと強調。「経済成長と民主化という目標を同時に達成し、国連人権理事会の理事国として世界の人権保護のためにも寄与している」として、今後、社会的弱者や少数者の人権保護にさらなる努力をしていくとの考えを示した。 kimchiboxs@yna.co.kr
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0