【城南聯合ニュース】韓国の水原地裁城南支院は9日、韓国企業の技術を盗んだとして不正競争防止および営業秘密の保護に関する法律に違反した罪に問われた米情報セキュリティー大手シマンテックと同社社員ら5人の公判が進行中であると明らかにした。 被告らは2012年12月、ユーザーのパソコンのトラブルを遠隔操作で処理する「遠隔制御点検サービス」の技術に関する韓国企業「O2CNI」の秘密資料を2011年10~12月にシマンテックに渡した嫌疑で立件された。 被告らは共同開発した技術のサービス提供などでシマンテックと協力関係を維持してきたO2CNIの社員だったが、同技術に関する情報を渡す代わりに高額な年俸などの破格の報酬を受け取る条件でシマンテックに移った。 被告らは昨年12月に在宅起訴され、今年1月から先月まで計8回公判が開かれた。次回公判は今月23日に開かれる。 被告らは公判で「遠隔制御点検サービスの技術に関する資料は営業秘密に属していないと判断した」として起訴内容を否認しているという。 O2CNI関係者は同技術の開発に70億ウォン(約7億5600万円)余りが投じられており、技術流出で毎年200億ウォン以上の損害を受けているとしている。シマンテックに対する損害賠償も請求する方針という。 ikasumi@yna.co.kr
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