檀園(タンウォン)高等学校の生存者(学生)たちがセウォル号沈没事故以降も、深刻なストレス、うつ、不眠症状に悩まされていることがわかった。
檀園(タンウォン)高等学校の生存者(学生)たちがセウォル号沈没事故以降も、深刻なストレス、うつ、不眠症状に悩まされていることがわかった。
檀園(タンウォン)高等学校の生存者(学生)がセウォル号沈没事故以降も、深刻なストレス、うつ、不眠症状に悩まされていることがわかった。

 高麗(コリョ)大安山(アンサン)病院の精神健康医学科の医療スタッフは9日、生存学生74人のうち、現在まで治療を受けている38人を対象に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を測定した結果、事故1か月後には回復傾向を見せたものの、半年に入ると再び悪化し始めたと明らかにした。

 心的外傷後ストレス障害の場合、一般的には事故から10~12週にかけて減少していく。その後、一部で再び症状が悪化する傾向はあるが、檀園高の学生たちもこれと似た経過を見せている。

 ハン・チャンス教授は「学生たちは全般的には日常生活に適応する様相を見せているが、不眠、不安、鋭敏などの症状が持続したり悪化する傾向も現れており、注意深く観察している」とし、「症状が悪化した時点で、治療がまともに成り立たなければ、今後、他のストレス要因が増し、ストレス症状の慢性化およびPTSD症状の他にも、うつ病や不安障害、衝動制御障害などの可能性があるため、適時に治療がなされることが大変重要だ」と述べた。

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