大学によると、Aさんは9月に体育特技者として6名募集中の体育科学部の推薦入学に出願し、先月の合格者名簿に挙がったという。
この大学の体育特技者は、1次書類が80%、2次面接が20%などによって選考され、ことし60名が出願者し、10倍の競争率となった。Aさんと同じ最終合格者の中には仁川アジア大会ヨットの銅メダリストなども含まれていると伝えられた。
馬術の代表だったAさんは、アジア選手権大会や国内の様々な大会などでの授賞実績を認められ、1次書類選考に合格したと大学側は説明した。
ただ、Aさんは今回の仁川アジア大会の馬術団体戦で金メダルを取った日は、書類提出の締切日である9月15日以降だったため、アジア大会の成績は書類に記載されていない。
大学関係者は「アジア大会の金メダルについては書類に反映されていなかったが、Aさんが10月18日の面接日に代表服を着用して金メダルを首にかけて来た。面接官はAさんの可能性などを高く評価した」と述べた。
続けて「Aさんが、仁川アジア大会の代表選考でいろいろ話題となっていたことは知っている。しかし入試過程において疑惑に値するようなことは全くなかった」と述べた。
Aさんは、仁川アジア大会の馬術代表選出過程において、朴大統領の元側近で父親のチョン・ユンフェ氏が実力不足の娘が代表になるよう力添えしたという疑惑が持ち上がった。
一説ではAさんが推薦で合格したこの大学には馬術施設がないため、国内で学業を続けることは難しいのではないかとも言われているが、Aさんはアジア大会以降、これまで通っていた馬術の訓練場にほとんど顔を見せていないようだ。
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