【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は8日、高麗王朝(918~1392年)の首都だった北朝鮮・開城にある王宮遺跡、満月台などの共同発掘調査に向けた南北歴史学者協議会による北朝鮮訪問を承認したと発表した。 同協議会の5人は9日、開城を訪問し、北朝鮮側関係者と満月台や平壌の高句麗古墳群の共同発掘調査について協議する予定。 統一部はこのほか南北経済文化協力財団による訪朝も承認した。同財団関係者ら5人は10日、開城を訪問し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産に登録されている「朝鮮王朝実録」などの南北共同展示事業に関し協議する。朝鮮王朝実録は朝鮮王朝時代の王の業績を記したもので、南北がそれぞれ所蔵している。 統一部はこれまで「非政治分野の純粋な社会文化交流は許可してきた」として、今回の2件についても「民族共同文化遺産の保存事業の意味から承認した」と説明した。 ikasumi@yna.co.kr
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