【ソウル聯合ニュース】大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)が、同社の客室乗務員のサービスを問題視し、離陸前の旅客機を滑走路から引き返させ責任者を降ろしたことについて、韓国国土交通部関係者は8日、法律に違反する行為がなかったか検討すると明らかにした。 同関係者は「法に抵触するか検討する」としながら、前代未聞の出来事なだけに関連法を調べなければならないと説明した。 また、会社では副社長だが、機内では乗客として行動すべきだとした上で、「韓国に戻ってから教育を強化するなり、別の対応措置があったはずだ」と話した。 趙副社長は5日(現地時間)、米ニューヨークのケネディ国際空港から仁川に向かう大韓航空旅客機が滑走路を移動中に、客室乗務員がマニュアル通りのサービスを提供しなかったとして搭乗口に戻り、機内サービスの責任者である事務長を降ろした。 航空法には機長が客室乗務員を指揮・監督するよう定められており、今回の騒動は趙副社長の越権行為だとして批判が出ている。 sjp@yna.co.kr
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