北朝鮮、米ソニー・ピクチャーズのハッキング説を否認

北朝鮮は4日、金正恩（キム・ジョンウン）第1書記暗殺作戦をテーマにしたコメディ映画「ザ・インタビュー」を制作したアメリカのソニー・ピクチャーズへのハッキング疑惑について全面否定したと、アメリカの国営放送VOAが報じた。

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　VOAは国連駐在の北朝鮮代表部関係者がこのような立場を明らかにしたと伝えた。

　匿名を名乗るこの北朝鮮代表部関係者はVOAに「北朝鮮を今回のハッキングと結びつけることは、自分たちを狙った一つのでっちあげだ。北朝鮮はすでにハッキングや海賊版などを禁止する国際規範を遵守することを公約し、これを徹底的に実践している」と主張した。

　さらに「ソニー・ピクチャーズも誰がハッキングしたのか結論を出せずにいる状況ではない」と述べた。

　金第1書記暗殺作戦をテーマにしたコメディ映画「ザ・インタビュー」を制作したソニー・ピクチャーズはハッキングに遭い、本作以外の映画なども流出したことを2日、明らかにした。

　北朝鮮は今回の映画に対し、制作段階から強く反発しており、北朝鮮がハッキングの主犯だという説が流れていた。