【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米国首席代表、ソン・キム北朝鮮担当特別代表が4日、来韓した。 10月まで駐韓米国大使を務めたキム氏は、国務副次官補(東アジア・太平洋担当)も兼任している。 キム氏は韓国到着直後、記者団に対し、「韓国政府内の友人や同僚に会い、協議することを待ちわびていた。大変生産的な議論になるだろう」と話した。 5日午前に6カ国協議の韓国首席代表、黄浚局(ファン・ジュングク)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と、朝鮮半島情勢や非核化への対話再開策など北朝鮮・北朝鮮核問題を幅広く話し合う。黄氏はロシアを訪問し、ロシア首席代表のモルグロフ外務次官と会談したばかりで、北朝鮮問題をめぐり韓米ロ間の協議が相次ぐことになる。 また、米国は先ごろ中間選挙を終えており、オバマ政権の残り任期の北朝鮮政策基調にも言及があると予想される。   韓国政府の当局者は「朝鮮半島情勢に対する評価や対話再開の環境づくりなどに関し、幅広く、踏み込んだ協議をする予定」と話した。 また、キム氏は趙太庸(チョ・テヨン)外交部第1次官にも会う方向で調整中とされる。 8日午前に韓国を出発し、日本、中国を訪問する予定だ。 mgk1202@yna.co.kr
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