日本・長崎県警対馬南署は25日までに、長崎県対馬市の寺から仏像を盗んだとして、韓国人の男5人を逮捕した。

 日本メディアによると、対馬市美津島町にある「梅林寺」から仏像を盗んだ疑い(窃盗など)で自称住職、金相鎬(キム・サンホ)容疑者(70)ら40~70代の韓国人5人が逮捕されたという。

 男らは24日午前10時~午後1時50分ごろ、市指定の有形文化財「誕生仏」(高さ約10.6センチ)を盗んだと見られる。

 24日午後2時ごろ、対馬南署が仏像がないとの通報を受け、午後4時ごろ、署員が対馬市南部の厳原港で、韓国に出国しようとしていた男4人に職務質問し、所持品から仏像を見つけたため4人を24日に逮捕した。残りのもう一人も、25日になって逮捕された。県警は男らから300冊以上の経典「大般若経」を押収しており、仏像と一緒に盗んだ疑いで捜査中だ。

 また、逮捕された5人のうち2人は「仏像を盗みに対馬に来た。日本の仏像を売れば金になる」という趣旨の陳述をしているというが、残りの3人は容疑を否認している。

 対馬市では2012年にも神社などから国指定重要文化財「銅造如来立像」と県指定有形文化財の仏像が盗まれ、韓国に持ち込まれたことがある。

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