阪神が“ポスト呉昇桓”である抑え投手を育てるプロジェクトに突入する。(提供:OSEN)
阪神が“ポスト呉昇桓”である抑え投手を育てるプロジェクトに突入する。(提供:OSEN)
阪神が“ポスト オ・スンファン(呉昇桓)”である抑え投手を育てるプロジェクトに突入する。不動の守護神オ・スンファンがいる来シーズン、20歳の右腕投手、松田を次期抑え投手として育てる計画だ。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

 日本のメディアは25日、「2015年、オ・スンファンが阪神不動の守護神であるが、2年契約の最後の年であり去就は流動的だ。不安を解消するため、来年は松田、福原、安藤を競わせる方針。来春のキャンプから必勝組の主軸で競う」と報じた。

 また中西投手コーチは「松田は1年フルで投げたことはない。50試合程度投げられる体力が必要だ」と強調した。ことしの救援防御率は4.20で12球団中11位の阪神としてはオ・スンファンの前で確実に抑えられる強い中継ぎが必要だ。

 阪神球団史上最多の220セーブを記録した藤川も、2005年には8回を抑える中継ぎとして活躍し、2006年から抑えに昇格した。来年、松田も中継ぎとして“ポスト オ・スンファン”の可能性を検証し、2016年以降は抑えに昇格させる構想を描いている。

 阪神の球団関係者は「オ・スンファンがいる間に松田を育てなければならない。そうでなければ守護神がいなくなる」と言った。さらに「オ・スンファンは来年、契約最後の年でメジャーリーグに挑戦の意志を持っている。2016年以降の去就は不透明なので、彼からの伝授は意味が大きい」と続けた。

 オ・スンファンは今月初め、韓国に帰国して記者会見で来シーズンを終えたらメジャーリーグに挑戦する意志があることを語った。これに対し、阪神は今からオ・スンファンがいなくなった後のことを考えている。それくらいオ・スンファンの存在が大きいため、将来に備えなければダメだというのだ。内部育成の方向も模索している。



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