【大邱聯合ニュース】韓国で旅客船沈没事故の影響により旅客船での旅行を避ける人が増え、独島を訪れる人が昨年の半分程度に減ったことが20日、分かった。 独島を行政区域とする慶尚北道によると、今年1~10月に独島を訪れた観光客は13万5372人で、昨年1年間の25万5838人と比べ半分程度となった。 11月と12月は観光オフシーズンであることに加え、冬季の独島上陸は難しく、観光客数は多くない見通しだ。 今年4月には2万6783人が上陸し、前年同月の2万4509人より2000人以上増加したが、セウォル号沈没事故以降の5月から大幅に減少した。昨年5月には5万2212人が独島に上陸したが、今年5月には1万8272人に減少した。その後も独島を訪れる人は毎月2万人に満たなかった。 独島に上陸した観光客は2010年11万5074人、11年17万9621人、12年20万5778人、13年25万5838人と増加を続けていた。 独島北西の鬱陵島にある独島博物館の入場客も昨年の半分水準に落ちた。昨年は開館以降、入場者数が初めて20万人を突破したが、今年は10月末までに10万4772人が訪れた。 慶尚北道の関係者は「春と夏休みなど、多くの人が独島を訪問する観光シーズンに訪問客が大きく減った」とした上で、冬季に訪れる人は少ないため、観光客数の回復については来年春の状況を確認する必要があるとコメントした。 yugiri@yna.co.kr
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