【ソウル聯合ニュース】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」が、北朝鮮が寧辺にある核施設のうち使用済み核燃料再処理施設の再稼動準備に入った可能性があると発表したことなどに関連し、韓国国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官は20日の定例会見で「韓米情報当局は、北の核施設稼動や運営について引き続き注視している」と述べた。 金報道官は「北が戦争を抑止するためには無謀な核開発を自ら放棄することが最善の方法だ」と指摘した上で、韓国軍は万全の警戒態勢を敷いていると強調した。 一方、韓国軍消息筋は38ノースの発表について、「軍としてそうした情報は持っていない」と説明した。 また、北朝鮮の核実験場がある豊渓里でも、「現段階で特別な動きは見られない」と述べた。 北朝鮮外務省は同日、報道官声明を発表し、北朝鮮の人権侵害を非難する決議が国連総会委員会で採択されたことについて、新たな核実験実施の可能性を示唆するなど強く反発した。  sjp@yna.co.kr
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