訪朝の様子を説明する玄会長(左)=18日、高城(聯合ニュース)
訪朝の様子を説明する玄会長(左)=18日、高城(聯合ニュース)
【高城、ソウル聯合ニュース】金剛山観光16周年記念行事に出席するため18日午前に北朝鮮を訪問した韓国・現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が同日午後4時過ぎ、韓国北東部の江原道・高城の南北出入事務所から韓国に戻った。 玄会長は北朝鮮側と共同で記念行事を開いたと説明し、「金剛山観光の年内再開に向け突破口を開こうとの意向で一致した」と明らかにした。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記からの口頭メッセージはなかったという。 玄会長によると北朝鮮側からは元東淵(ウォン・ドンヨン)朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長ら約20人が出席。金剛山観光再開の決意を込め記念植樹も行われた。 玄会長と同観光事業を手掛けてきた現代峨山の趙建植(チョ・ゴンシク)社長など同グループの関係者21人は同日午前9時50分ごろ、高城の南北出入事務所から北朝鮮入り。記念行事出席後、金剛山周辺のホテルなどの観光施設を点検した。 玄会長の訪朝は今年8月に夫で元会長の故鄭夢憲(チョン・モンホン)氏の12回忌追悼行事に出席して以来、3カ月ぶり。同記念行事に出席するのは2009年以来、5年ぶりとなった。 ikasumi@yna.co.kr
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