【済州聯合ニュース】日本と韓国・済州島を結ぶ航空路線の直行便の運航回数が来月から大きく減少することが17日までに分かった。 済州島を行政区域に持つ済州特別自治道によると、大韓航空は現在週7往復運航する東京、大阪―済州線の直行便の運航回数を来月から来年3月までそれぞれ週5往復に減らす。現在週3往復運航している大韓航空の名古屋―済州線と、アシアナ航空の福岡―済州線は同期間の運航が中断される。 急速な円安進行と歴史問題などをめぐる韓日関係の冷え込みにより、済州島を訪れる日本人観光客の搭乗率が落ち込んだため。大韓、アシアナ航空の済州島と日本を結ぶ直行便の今年1~7月の搭乗率は43.8~64.0%にとどまった。 今年1月から今月15日までに済州島を訪れた日本人観光客は8万9436人で前年同期比25.2%減少。同期間に済州島を訪れた中国人客261万7569人のわずか3.4%にすぎない。 済州特別自治道観光協会の関係者は「仁川、釜山など他の地方を経由して済州島を訪れる観光プランを開発し、日本人観光客誘致に努める」と話した。 ikasumi@yna.co.kr
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