【釜山聯合ニュース】韓国・釜山の展示コンベンションセンター・BEXCOで先月20日に開幕した国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)の全権委員会議が、7日閉幕した。 閉会式には韓国未来創造科学部の崔楊姫(チェ・ヤンヒ)長官や、徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長、トゥレITU事務総局長、閔元基(ミン・ウォンギ)全権委員会議議長、各国の代表団など1000人余りが参加した。 崔長官は「ITU設立150周年という重要な時期を前に、全権会議を開催したことはこの上なく大きい光栄」とした上で、「韓国はこれを契機にグローバル情報通信技術(ICT)発展のためにITUとさらに広く協力し、より多くの責任を負う」と約束した。 トゥレITU事務総長は「ITUに初めて足を踏み入れた1998年以降、全権会議を開始から最後まで、ただ楽しんだのは今回が初めて」と所感を述べた上で、「ICT分野のグローバルリーダーである韓国は『ICT五輪』である全権会議の開催地として完ぺきだった」と評価した。 今会議には約170カ国の高官140人余りと、関係者3000人余りが参加し、過去最大規模となり、71の決議案(新規の21案を含む)が採択された。 今会議で議長を務めた閔議長は「一度も投票することなく、数多くの決議を採択することにより、会員国の協力精神とITUの結束力を証明した」と評価した。  韓国は今会議で初めて韓国人からITU標準化総局長を排出し、7期連続で理事国に選出されるなどの成果を得た。また戦略ビジョン「コネクト2020」決議も今会議の成果となった。韓国が提案し14カ国が共同発議した同決議は、成長と包容性、持続性、革新・協力という四つの価値の下、人類すべての持続的な成長・発展とICTでつながる情報社会の構築を目指すもの。 次回の全権会議は、2018年にアラブ首長国連邦(UAE)で開催される。 yugiri@yna.co.kr
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0